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宇部で「ばら売り量り売りマルシェ」 エコな買い方提案、12店が出店

昨年の様子(写真提供=ばら売り量り売りマルシェinうべ事務局)

昨年の様子(写真提供=ばら売り量り売りマルシェinうべ事務局)

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 マルシェイベント「ばら売り量り売りマルシェ in うべ」が6月4日、山口合同ガス宇部支店(宇部市神原町2)併設の体験ショールーム「ひまわり館」で開かれる。

量り売りする商品

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 昨年10月に初開催した同イベント。前回同様、必要な量だけを購入することで、食品ロスやプラスチックごみを削減することを目的に行う。出店者はプラ包装容器を使わず、来場者は持参した容器(弁当箱、密閉容器、空き瓶、マイボトルなど)で商品を受け取る。

 主催する「ばら売り量り売りマルシェinうべ事務局」の藤本美砂子さんは「前回は、宇部市内はもちろん山口や美祢など県内各地のみならず、広島などの県外からもあわせて500人以上の来場があり、90%以上の方が容器を持参してくれた。来場者からは『楽しかった』、『SDGsに参加できて良かった』といった声も届いた」と振り返る。

 当日は、前回も出店した「YAOYAオガタ屋」(青果)、「量り売り専門店F」(ナッツ、ドライフルーツなど)、「BISTRO NAO」(キッシュ、テリーヌショコラなど)、「たきべん」(から揚げ、エビフライなど)、「河村酒場」(ジャム)、「楠クリーン村」(卵、天然塩、煎茶など)、「かまたの恵」(おはぎ)、「ビ庵」(はちみつ、はちみつ加工品)、「MobileBARみやざき」(お米うどんなど)に加え、初出店の「エルステン」(自家製ハムなど)、「ゴトウパン」(パン、焼菓子)、「彩月茶房」(フランスクレープ)の計12店が出店する。

 スタンプラリーも実施し、商品を購入すると1店舗につきスタンプ1つを押印する。スタンプ5つ以上で景品を進呈するほか、宇部市廃棄物対策課によるフードドライブも実施し、先着50人に景品を進呈する。

 藤本さんは「一人暮らしや年配の方など、普段の買い物で『買いたいけど多い』と感じている人でも、シェアしたり必要な分だけ買えたりすることで、みんながハッピーになれる。マルシェに参加することで、自分もゴミを減らすことに協力できるという意識を持ってもらいたい。エコな買い物が当たり前になっていけば」と話す。

 開催時間は11時~15時。各店商品がなくなり次第終了。

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