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山陽小野田で「はぶてるマルシェ」 「浜のてんぷら屋」創業20周年感謝祭も

はぶてるマルシェの会場となる「浜のてんぷら屋」外観

はぶてるマルシェの会場となる「浜のてんぷら屋」外観

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 マルシェイベント「はぶてるマルシェ in 浜のてんぷら屋」が6月10日、山陽小野田の「浜のてんぷら屋」(津布田)を会場に行われる。

埴生産野菜を使ったてんぷら

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 同イベントは、「埴生地区を盛り上げたい」という思いを持つ若手農家や漁協関係者、会社員など地域の有志で構成する「埴生てる」が主催する。

 久保田宏司代表は「スーパーの閉店、小中学校の統廃合など寂しい話題が続いているが、大好きな地元を自分たちでもっと楽しい場所にしようと、色々と趣向をこらしながら開催している。関門海峡を眺めながら、てんぷらを食べて買い物をし、のんびりと時間を過ごしてもらえたら」と来場を呼びかける。

 同マルシェでは、埴生産の野菜や水産加工品、花苗、和菓子のほか、埴生産野菜とコラボしたパンなどを販売するほか、地元の中学生やアマチュアバンド、シンガーソングライターによるステージイベントも実施。キッチンカーが3台来場し、焼き鳥や焼きそば、たこ焼き、スイーツ、ドリンクなどを販売する。

 会場となる「浜のてんぷら屋」は当日、創業20周年感謝祭を実施する。同店を運営する西海食品の藤田悟会長は「地元を盛り上げようとしている若い世代の思いをつなぎ、少しでもサポートしたい。開店当初はこんな分かりづらい場所までお客さんが来てくれるだろうかと不安だったが、県内外から多くの方に来店してもらい、お客様に支えられて20周年を迎えることができた。これからも楽しんでもらえるように、多種多様な商品を開発していきたい」と話す。

 感謝祭では、埴生てるとのコラボで昨年開発した商品「ジャーマン風はぶ天」(1枚150円)を特別価格100円で数量限定販売するほか、てんぷらの人気商品を20年前の創業当時の価格で提供する。感謝祭の開催時間は10時~15時。

 はぶてるマルシェの開催時間は10時~14時。売り切れ次第終了。

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