宇部市社会福祉協議会(琴芝町2)が現在、豪雨被害を受けた地域で後片付けなどを手伝う「災害ボランティア」を募集している。主体は、同協議会が設置する「宇部ボランティアセンター」。
対象は、市内在住者および市内に勤務する人で、土砂のかき出し、家財の搬出、家の中の掃除などを行う。「ボランティア活動保険(天災・地震補償プラン)」への加入が必要なため、活動の前日までに申し込みが必要。申し込みはウェブまたは同センターで受け付ける。ボランティア活動時間は、9時~15時を予定する。
同センターでは、生活環境を回復させるためのボランティア派遣依頼も募集している。対象は、宇部市内の床上浸水などをした世帯(事業所を除く)で、災害ゴミなどの屋外への運び出し、家具や室内の拭き掃除、泥落とし作業、屋内の泥のかき出し作業などの依頼を受ける。専門的知識を要する作業や危険を伴う作業などは対応できない場合もある。依頼の受付時間は、9時~16時。
橋本勝知事務局長は「センターに登録されている災害ボランティアは50人ほどいるが、日によって参加できる人数に偏りがあり、もう少し人数が多ければありがたいという日が続いている。被災された方で、ひとり暮らしの方や、なかなか自分で片付けきれない方は、『支援してください』という声を上げてもらいたい」と話す。
実施期間は今月14日まで。