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宇部・新天町で「土曜夜市」 4年ぶり開催、形変えながら継続目指す

2019年の「新天町土曜夜市」の様子(写真提供=新天町名店街協同組合)

2019年の「新天町土曜夜市」の様子(写真提供=新天町名店街協同組合)

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 宇部市新天町の商店街「ハミングロード新天町アーケード」で7月22日、「新天町土曜夜市」が開かれる。

2019年の「夜市」の様子

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 同商店街で40年以上続いてきた同イベント。新型コロナの影響で2020年から中止していたが、同日行われる宇部市花火大会に合わせて4年ぶりに復活する。

 主催する「新天町名店街協同組合」の熊谷満之理事長は「子どもたちが多く集まり密になりやすいこともあって中止していたが、この3年間で商店街の店舗数が減り、店主も高齢化した。やめるのは簡単だが、『夜市』の名前を残したいという思いで宇部市民活動センターに相談し、開催することができた」と話す。

 同センターの山田節子さんは「昔はお盆頃まで毎週土曜に開催していた時もあったと聞くが、4年ぶりということもあり1日のみとなった。これをきっかけに、商店街ににぎわいが戻れば。早くからオープンする店もあるので、花火大会の行きと帰りに寄って浴衣姿で楽しんでもらいたい」と話す。

 当日は、16店舗が出店を予定する。「青空」(魚釣りゲーム)、「宇部市青年部」(生ビール、焼き鳥など)、「まちづくり会社 village rise」(光るバルーンの販売)、「緑豊舎」(綿菓子、フランクフルト、から揚げなど)、「ひがーし」(子ども用くじ引き)など。

 熊谷理事長は「夜市は商店街の恒例行事・風物詩として市民の中に溶け込んでいると思うので、形を変えてでも残していきたい。外部の力を借りながら、みんなでやっていく方が長続きすると思う。時代の変化にあわせてバランスを取りながら、商店街活性化の一つとして無理なくやっていければ」と話す。

 開催時間は18時~21時30分。雨天中止。

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