宇部フロンティア大学(宇部市文京台2)で8月6日、コンビニ研究家・田矢信二さんの「オンライン講演会」が開かれる。
同大学オープンキャンパスでの心理学部のイベントの一環。同学部で講師を務める木元卓也さんは「昨年まではオープンキャンパスで模擬授業を行っていたが、外部の力を借りることで心理学の多様性を知ってもらいたいとの思いで、今回初めて講演会を行う」と話す。
田矢さんは、コンビニ研究家としてメディアに出演し、書籍「セブン・イレブン流98%のアルバイトが商売人に変わるノート」の著者。当日は、「セブン・イレブン流『商売人』になるためのノート」と題し、人々のニーズや心理をどのようにビジネスにつなげていくかなど、心理学と経済の意外なつながりについて話すという。
木元さんは「山口県内で唯一の心理学部で、国家資格の公認心理師を取ることができるが、卒業生の6割は一般企業に就職している。そうした背景もあり、学生にも身近なコンビニバイトをテーマにした講演会を行い、専門分野だけでなく将来につながる一般教養も学べることを学生や保護者に知ってもらいたい。講演会を通じて、心理学が意外と身近にあることを伝えられたら」とも。
開講時間は13時15分~14時15分。受講無料。定員100人。申し込み締め切りは8月5日で、同大学ホームページの申し込みフォームで受け付ける。