恒例イベント「こめこめフェスティバル」が9月16日~18日、山口・米屋町商店街で開かれる。
主催する協同組合米屋町振興会の河村徳久事務局長は、「毎月行う『コメコメマルシェ』は空き店舗前の空きスペースなどを活用しているが、当フェスティバルは商店街のお店の集客につながるように企画している」と話す。
期間中、商店街内の各店舗がセールを行う「こめこめセール!!」や、県内のパン店が出店する「プチパンマルシェ」、「お米量りゲーム」(小学生以下、各日先着100人)、「似顔絵展」などを行うほか、ダンスやジャグリングの投げ銭ライブ、楽器演奏などのステージイベントを行う。
河村事務局長は「コロナ禍が収まって外出する機会を楽しみにしている方も多いと思う。対象が小学生以下の企画が多いが、家族連れで楽しんでもらえるものをそろえているので、商店街にぜひ足を運んでもらいたい」と来場を呼びかける。
17日には、道場門前商店街で「どうもんカレーフェスティバル」、中市商店街で「結人祭(きゅっとさい)」が行われる。「ぶち賑わいフェスタ2023」と銘打ち、3商店街がイベントを同時開催して全体の集客につなげる。
「どうもんカレーフェスティバル」には13店が出店し、カレーやカレーに合うクラフトビールなどを提供する。山口道場門前商店街振興組合の徂徠(そらい)孝文さんは「今年も初出店の店がある。商店街全体で取り組んでいるので足を運んでもらえれば」と話す。
「結人祭」は、中市商店街振興組合が主催し、山口大学と山口県立大学の学生有志らが企画・運営するイベントで、「中市コミュニティーホールNac」をメインステージに、県内外の学生サークルや一般の地域団体20組以上が、よさこいダンスなどのパフォーマンスを披露するほか、衣装体験や縁日などを実施する。
中市商店街振興組合の小田伸夫事務局長は「今年で10年目を迎え、イベントの知名度も上がってきている。学生と商店街と地域が一体になってにぎわいを創造しているので楽しんでもらえれば」と話す。