結婚相談所「OHANA(オハナ)」(宇部市山門5)が11月1日、宇部でサービスを開始した。
専任のアドバイザーがパートナーを探す「仲介型」の結婚相談所で、宇部出身の桑原さんがアドバイザーを務める。桑原さんは「店名はハワイ語で 『家族』を意味する。前職で看護師を経験し、多くの患者さんとその家族と接する中で、家族で支え合うことやその存在の大きさ、大切さを日々感じた。楽しいことも悲しいことも、日常を共有できるパートナーとの出会いをお手伝いしたい」と話す。
同所は会員制で、初回面談でヒアリングを行う。会員登録後、その人に合った相手を紹介し、お見合いから成婚までをサポートする。入会の条件は成人男女で、入会時に独身証明書や年収証明書の提出が必要。料金は入会費=4万円、月会費=1万円。成婚による退会費は5万円。
全国展開している結婚相談所「NOZZE.(ノッツェ.)」と連携し加盟店として、地元の人だけでなく中四国や九州からも相手を探す。Zoomを使用する「オンラインお見合い」に対応するほか、会員同士のやり取りは会員専用システムのメールで行い、初回の段階では当人同士で連絡先を交換できないなどトラブルが起きないように配慮する。
桑原さんは「コロナ過があって出会いの機会が減ってきたという話も聞く。私自身は結婚して10年目で、子どもを5人授かり、育児に奮闘している。体調を崩した時や、何かに困っている時に頼れるパートナーがいるのはとても心強いもの。個人の結婚相談所だからこそ、一人一人に寄り添っていきたい」と話す。
「結婚相談所を利用することに抵抗がある方も多いと思うが、本音を誰かに話すことで、今後の自分の人生をどうしたいか見えてくるかもしれない。結婚についての悩みは様々で、子どもの手が離れたタイミングでパートナーを見つけて第二の人生を歩みたい人なども。結婚の相談だけでなく、悩み事など何でも話してもらいたい。多くの人に出会いのチャンスが広がるような、お見合いイベントなども今後は開いていきたい」と笑顔を見せる。
同所内では、リラクゼーションサロン「Cross Over」の運営も行う。