竹を使用したアート作品を展示するイベント「Bamboo festa@うべ(バンブーフェスタ)」が現在、宇部で行われている。主催は宇部市。
同イベントは、竹を使用したアート作品の野外展示や竹を身近に触れる機会を創出し、竹資源を有効活用した商品開発やビジネス化の促進を目的に行う。2021年から始まり、昨年からは竹製品を製造・販売する「エシカルバンブー」(防府市)と連携している。
3回目となる今回は、竹アート作品を市内6カ所に展示する。宇部ときわ公園の出会いの広場に、いけばな作家・金子凛草さんの作品「白鳥」を展示するほか、竹の総合施設「竹LABO」(旧小野中学校)には、造形作家・日詰明男さんが制作した「竹の巨大トンネル」を設置している。
山口宇部空港では、竹あかり演出家・CHIKAKENさんが制作した「みんなの竹あかり」の夜間ライトアップを行う。ライトアップ時間は、17時~21時30分。
今月11日には、オープニングイベントとして「一日まるごとTAKE竹マルシェ」が竹LABOで行われ、竹製品のマルシェやワークショップ、菓子まきなどを実施。当日は篠崎圭二宇部市長が出席した。
宇部市地域ブランド推進課副課長の下元静枝さんは「オープニングイベントには約500人が来場し、子どもたちがワークショップやスタンプラリーを楽しんでいた。竹のことについて勉強したり、竹の演奏、竹を使った地元のフードなど、『みる・きく・かおる・あじわう・ふれる』と、無限大にある竹の可能性や魅力を五感で感じてもらえれば」と話す。
同イベントは、来年1月15日まで。