スイーツ店「patisserie Lien（パティスリー リアン）」（山口市朝田、TEL 083-941-6159）が1月28日、山口にオープンした。

「いちごのショートケーキ」

　オーナーパティシエの野口直樹さんは防府市出身で、約13年間山口県内のケーキ店でパティシエとして修業を積み、自分の店を持つという夢を叶えた。「幼い頃から母親と菓子作りをしてきて、ケーキ屋になりたいという夢はずっと変わらなかった。カフェも好きなので、イートインができるケーキ屋に仕上げた」と話す。平日限定で6席のイートインスペースを設ける。

　店名はフランス語で「つながり」という意味を持ち、「スイーツを通じてお客さんとつながり、地域で長く愛される店を目指す」という思いを込めた。製造は野口さん一人で行い、「甘さ控えめで、生クリームはくちどけがなめらかなものを使い、もう一つ食べたくなるケーキを提供する」という。

　提供するケーキは、「いちごのショートケーキ」（458円）、「クラシックショコラ」（427円）、「ベイクドチーズケーキ」（443円）、「いちごのババロア」（499円）、「シブースト」（530円）など約10種類。値段はイートインの場合でテイクアウトは異なる。

　焼き菓子は「カヌレ」（270円）、「マドレーヌ」（220円）、「スノーボール」（290円）、「レモンケーキ」（320円）など10種類以上を提供し、卵を使わない商品も用意する。北海道産小麦を使うパンは「クロワッサン」「フォカッチャ」（以上270円）など、約8種類を提供する。

　「まだまだ作りたいケーキやパンがたくさんある。これから種類を増やして行く予定」と野口さん。ドリンクは「コーヒー」（510円）、「カフェラテ」（520円）、「りんごジュース」（450円）など。客単価は1,800円程度。

　野口さんは「3時のおやつにも、特別な日にも気軽に立ち寄ってもらえればうれしい。これから皆さんに知ってもらい、ケーキと言えば『リアン』と思ってもらえるような店になりたい」と笑顔を見せる。

　営業時間は11時～18時（2月は日曜のみ12時～18時）。木曜定休。