サッカーJ2のレノファ山口FCが3月3日、ホームスタジアム「維新みらいふスタジアム」(山口市維新公園4)でブラウブリッツ秋田と対戦する。
2024シーズンのホーム開幕戦。レノファは1月7日に始動し、2月3日~11日には鹿児島でトレーニングキャンプを実施した。志垣良監督が就任した今季は「勝点55、失点45」という目標を掲げている。
前節のアウェーでのシーズン開幕戦は、横浜FCと対戦して1-1の引き分けに終わった。志垣監督は「交代選手を含めて強度が高く、攻守の切り替えも早かった。その中でチャンスも作れたので、それをシーズン通してやっていきたい」と話す。
今季から新たに主将を務める河野孝汰選手は「開幕戦という特別な試合で、少なからず緊張やワクワク感がある難しい試合だったが、皆でひとつになって声をかけ合い、良い入りができたと思う」と振り返る。
今節対戦する秋田は昨季13位で、前節はアウェーで愛媛FCに0-1で敗戦している。志垣監督は「守備が非常に固いチームなので、秋田を攻略できればJ2でも得点を増やしていける。それぐらい守備が固いチーム」と話す。
その秋田戦に向けて、平瀬大選手は「どれだけ1試合を通してアラートにできるか、集中を切らさないか。集中を先に切らした方が負ける試合になる。アバウトに蹴ってくる相手なので、集中力を90分間切らさないようにしたい」と意気込む。
ホーム開幕戦は「総力1万人プロジェクト」と銘打ち、来場者1万人達成を目指して集客している。当日は、ホーム戦イベント「オレンジドリームパーク」が9時に始まり、恒例の飲食ブース「グルメガーデン」や山口県の特産品が抽選で当たる山口県ブースなど、多彩なイベントを展開する。
場外イベント広場横にはキッチンカーが出店し、JAグループ山口とJAグループ秋田がコラボした「きりたんぽカレー」(900円)や、きりたんぽを揚げたスイーツなどを販売する。
13時キックオフ。