野外クラフトイベント「山口アーツ&クラフツ」が4月20日・21日の2日間、維新百年記念公園(山口市維新公園4)で開かれる。
2006(平成18)年から続く同イベント。県内のほか、西日本を中心とする全国各地から様々な分野のクラフト作家170人が集い、陶芸や木工、ガラス、皮革、アクセサリー、染織などの作品を展示・販売する。
今年も会場を5つのエリアに分けて行う。高低差を生かして展示する「Aブロック(桜園)」、小川沿いのウッドデッキの小径「Bブロック(せせらぎ護岸)」、梅の木が点在する「Cブロック(梅園)」、広々とした芝生の「Dブロック(芝生の丘)」、石畳エリア「Eブロック(三段池)」のロケーションで展開する。
Eブロックの県道側と野外音楽堂側、BブロックとCブロックの間の3カ所に「飲食ブース」を設置し、県内外の飲食店が両日合わせて27店舗出店する。Eブロックでは2日間、出店作家や山口大学教育学部美術教育学生による「ワークショップ」(事前予約不要、有料)を行う。
事務局長を務めるクラフトギャラリー「nagomi style(なごみスタイル)」(山口市大内問田5)の伊藤美穂さんは「作家も飲食ブースもとにかく出店数が多いので、見ごたえのあるイベントになると思う。幸いなことに出店希望者や来場者もどんどん増えてきており、山口の方に楽しんでもらえている様子。今後も現状維持で頑張っていきたい」と話す。
「今年は福岡、来年は広島でも開催の予定があり、イベント自体が拡大傾向にある。山口で好評だったことや、クラフト作家が集まるイベントが西日本では少なく、作家さんからの要望もあったので挑戦することにした。他県で開催することで、山口にも来てみようかなという人が増えれば」とも。
開催時間は、20日=10時~17時、21日=10時~16時。雨天決行。