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宇部・ときわミュージアムで「バラ展」 希少種含め350品種、夜間開館も

開催期間中のみ開放する「ときわミュージアム」のバックヤード(写真提供=ときわミュージアム)

開催期間中のみ開放する「ときわミュージアム」のバックヤード(写真提供=ときわミュージアム)

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 宇部ときわ公園内「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」(宇部市野中3)で5月11日、企画展「バラ展」が始まった。

ローズポールを新設した中庭

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 バラの栽培に力を入れる同館の恒例イベント。市制100周年を記念して同館で作出されたオリジナルバラ「宇部百花(ももか)」や「宇部小町」など宇部に由来する品種のほか、同館が所有する希少性のあるバラなど約350品種430株を展示する。

 「宇部百花」を作出した宇部市ときわ公園整備課の松原宏樹さんは「植物館の役割として『植物の収集・保全』があり、市民のコレクターの方から寄贈していただいたものも含め、昨年より約50種増えている。宇部に由来するバラやヨーロッパの原種など、一般的には流通していない種類も展示する。オールドローズなどバラの歴史も含めて楽しんでもらいたい」と話す。

 期間中、バラに関するイベントを実施する。今月18日・25日には夜間開館「ローズナイト」(18時~21時30分)を実施し、ライトアップや光る花手水の展示などを行うほか、押し花の作品展示、ワークショップ(有料)、宇部ばら同好会による「バラ展」(18日・19日)、「薔薇(ばら)めぐりスタンプラリー」などを行う。

 宇部市ときわ公園課主任の島谷恵子さんは「色とりどりの美しい春バラと素敵な香りでいっぱいの中庭は、まるでヨーロッパにいるかのように優雅に感じられる空間になっている。希少なバラもあるので、ぜひ来館してほしい」と呼びかける。

 今月26日まで。今月13日、20日、火曜休館。

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