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山口でマルシェ「パンと珈琲のフェスティバル」 昨年は5千人以上が来場

昨年の様子(写真提供=KDDI維新ホール)

昨年の様子(写真提供=KDDI維新ホール)

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 マルシェイベント「パンと珈琲(コーヒー)のフェスティバル」が6月1日・2日の2日間、山口市産業交流拠点施設「KDDI維新ホール」(小郡令和1)で開かれる。

昨年の様子

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 同施設のにぎわい創出や認知度向上などを目的に開催するイベント。主催するコンベンションリンケージ(同施設指定管理者)の林ゆかりさんは「昨年は8月に開催し、延べ5300人以上の来場があったが、時期的に出品しづらい商品があったことや、梅雨の時期でもイベントを楽しんでほしいという思いから、ホールでの屋内開催できる強みを生かして6月に時期をずらした」と話す。

 両日、50店舗以上が出店し、パンの購入は1店舗につき1人5個までの制限を設ける。出店する店舗は、パン店「ebb&flow」(防府市)や「Bakery B-load.」(山陽小野田市)、コーヒー店「Nishida Coffee」(山口市)や「Heirroom」(東京)など、県内外から集まる。

 屋外テントでは「無添加屋414」(熊本)が生揚げパンを実演販売するほか、Megribaシェアキッチンでは「RAN BAO」(広島)が肉まんを販売する。「銭の菓子本舗」「ララマリー」(以上、山口市)などの特産品ブースや、キッチンカー出店もある。

 会場では、山口大学農学部と「ベーカリーバカンス」(神戸)がコラボして、岩国産の小麦粉を使ったパンを販売し、山口県産小麦をPRするブースを設ける。

 ワークショップや体験コーナーにも力を入れ、アーティスト・ミレイヒロキさんによるワークショップのほか、会場の窓全面に書いて消せる筆記具「キットパス」で絵を描く「チョークアート体験」(事前予約制)、「長門おもちゃ美術館」(長門市仙崎)の協力を得て行う「出張!おもちゃ美術館」などを実施する。

 林さんは「継続して開催することで認知が広がり、今年は東京や沖縄など県外の店舗からも出店を希望してもらえるイベントになった。施設内をカラフルな傘で彩るなど、装飾にも力を入れるので、明るく楽しい1日を過ごしてもらいたい」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~15時(パンは売り切れ次第終了)。各店で出店日は異なる。

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