食べる

宇部に立ち飲みビアバー「セブンタップ」 クラフトビール7種類飲み比べ

原さん(左)と谷村店長

原さん(左)と谷村店長

  • 2

  •  

 宇部に「BEER BAR 7TAP」(宇部市松島町、TEL 0836-43-9464)がオープンして1カ月がたった。オープン日は7月15日。

同店が提供するビール

[広告]

 アイリッシュパブ「グラスホッパー」(同)の店主でバーテンダーの原裕さんが同店横に出店。原さんは「グラスホッパーではアイルランド発の『ギネス』のたる生ビールやクラフトビールを中心に提供してきた。当店のバーテンダーが創作カクテルの出来栄えを競う大会で初優勝したことを機に、カクテルの店とクラフトビールの店とのすみ分けを考えた。バーテンダーの技術を生かして専門性を高め、若い世代の間口を広げたい」と話す。

 店内に木のカウンターテーブル3卓を設置し、立ち飲みスタイルで最大30人収容する。スポーツ観戦などの「パブリックビューイング」ができるようにプロジェクタースクリーンを設置するほか、「グラスホッパー」で提供するフードメニューをテイクアウトで利用できる。

 ビールは県内のブルワリーを中心に常時7種類を用意し、タップ付きの生ビールサーバーで提供する。取り扱うのは「山口地ビール」(山口)、「スカイホップブルーイング」(周南)、「アーチブルワリー」(岩国)、「Dr.KONG BREWING」(宇部)、「365+1BEER(サンロクロク)」(長門)、「Utsui Brewery」(下関)、「ハイブリッヂ」(宇部)など。タップごとにガス圧が調整でき、温度に合わせて泡立ちを保つという。

 オープンからの1カ月について、谷村店長は「宇部にはない相席が当たり前のスタイルだが、スーツ姿の方や若者など、幅広い世代のお客様同士が仲良くなる光景が日々見られる。当店を機にこうした立ち飲み文化がなじんでいけば。ビールが苦手だけど克服したいという人も来店してくれている」と話す。

 原さんは「郷土に根差した県内のクラフトビールを手軽に楽しめる環境を作っていきたい。今後はブルワリーさんの協力も得ながらクラフトビアカクテルの開発もしていく。ガラス張りの店内から街を眺めながら、ちょっとした待ち合わせなどでも気軽に立ち寄ってもらい、県内ビールの旅に遊びに来てもらえたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は、平日=18時~22時、土曜・日曜・祝日=16時~23時。月曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース