カフェ&バー「ポセイドン」(宇部市中央町2)が宇部にオープンして1カ月がたった。オープン日は7月29日。
2015(平成27)年から、魚千代ビル(相生町)3階でダイニングバーとして営業していた同店。コロナ禍で3年間休業した後、移転して業態を変更した。当面はテイクアウトのみで営業する。
店主の大藤涼さんは宇部出身。「夫が開業して私も手伝ってきたが、今回の移転を機に引き継いだ。前店も多くの人の交流の場になっていたが、ビルの中だったので少し入りにくい印象もあった。コロナ禍で生活様式も変わり、気軽に立ち寄ってもらえるような場所と業態にした」と話す。
自家製のフルーツシロップをソーダまたはミルクで割って提供する「生フルーツドリンク」(各600円)は、「シロップ漬けした果肉の食感と炭酸の刺激を同時に味わうことができる甘酸っぱいドリンク」という。レモン(コーラ割りも可能)のほか、イチゴ、ミックスベリー、パイナップル、キウイの5種類を定番で用意する。ウイスキー、ジン、ラム、サワーなどアルコール割り(各700円)もそろえる。
ソフトドリンクは「コーヒー」「カフェオレ」「ミルクティー」「抹茶」「ココア」「オレンジジュース」「コーラ」(以上400円)など、アルコール類は「ビール」(600円)や、「コークビア」「ビターオレンジ」(以上700円)などを用意する。
このほか、北海道産の生クリームを全体の25パーセントに使用した「クレミアソフト」(550円、コーンなし=500円)も販売する。「トッピング」(50円)に、カラースプレーやチョコクランチ、抹茶ソースなど15種類をそろえ、「フルーツトッピング」(100円)、「タピオカトッピング」(100円)なども用意する。
「トッピング盛り放題」(250円)は、トッピングの中から3種類を選べ、店内で自由に盛り付けることができる。大藤さんは「かわいく飾り付けたり、パフェのようにボリューム満点にしたり、お客さんが自分だけの『映えアイス』を作っている。ビールにタピオカをトッピングした人もいて、面白い発見があって私たちも楽しい。ワイワイしながら写真を撮ったりして楽しんでもらえているようでうれしい」と笑顔を見せる。
「今後はトッピングの種類を増やしたり、季節感を取り入れたフルーツドリンクなども提供していきたい。スタッフも増やして年内にはイートインやバー営業も始めたい。昼はお子様連れも多いので、キッズスペースを設けるなど、女性目線、子育て目線で誰もが来店しやすい店作りをしていけたら」とも。
営業時間は、11時~15時、20時~24時。日曜・月曜・祝日定休。昼の営業は当面不定休のためインスタグラムで告知する。