宇部の居酒屋「やまぐち酒場 一代目豊」(中央町1、TEL 0836-39-6621)が9月1日、夏季限定イベント「YUTAKAビアホール」の期間延長を決めた。
同店を運営する「YUTAKA」(中野3)の野上裕太社長は「ビアホールはYUTAKAグループ初の試みで、8月1日から1カ月間の予定で開始した。地魚や地酒など、山口に来たら一度は食べたいご当地グルメを堪能してもらえている様子で、同窓会やグループ、ファミリーなどで多くの利用があり、好評をいただいているので延長する」と話す。
ビアホールは同店の1階を会場に、地元食材が中心の料理をビュッフェ形式のバイキングで提供する。地魚の刺身など常時25種類を並べるほか、ふぐだしの「おでん」も用意。「瓦そば(2人前)」「ふぐの唐揚げ」「むつみ豚ソーセージ」「長州鶏の唐揚げ」「長門の焼き鳥3種盛り」などは注文を受けてから調理する。お通しには「ふぐ刺し付き刺身盛り合わせ」と「ミニ炉端セット」を用意する。
ドリンクは、ビール、サワーなどのアルコール類、ソフトドリンクなど45種類をそろえる。「貴」「獺祭」「東洋美人」など5種類の地酒を飲み比べるブースも設ける。料金は、2時間食べ飲み放題で5,000円(小学生以上=3,000円、未就学児=無料)。料理は単品でも注文可能。
野上社長は「近隣のビアホールがなくなり、地元の人から『やってほしい』という声や問い合わせが多く寄せられた。日常的に何度でも利用してもらえる店にしていきたいという思いもあった。街の情勢は日々変わるが、地元の人が求める変わらないものも続けていきたい。夏の恒例行事にしていければ」と話す。
「店の外にはテラス席、2階は最大60人が利用できる宴会場として用意しているので、様々な利用シーンで使ってもらえたら」とも。
営業時間は17時30分~23時(ビアホール期間は17時~)。月曜・火曜定休。9月30日まで。