阿武町奈古の「道の駅阿武町」にレストラン「千代丸食堂」(TEL 08388-2-2121)がオープンして、10月6日で1カ月がたった。
店主の河村慎一郎さんは、関西の日本料理店などで修業を積み、Uターン後は家業の日本料理「割烹千代」(萩市今古萩町)の板前として腕を磨いた。「千代丸食堂」では、阿武町産の新鮮な食材を使用し、産直にこだわった料理を提供する。
河村さんは「朝一番に獲れた魚など現地の新鮮な食材を使った料理を提供し、阿武町を訪れる人に魅力を伝えていきたい」と話す。
場所は道の駅阿武町の温泉「鹿島の湯」の隣で、店舗面積は約70坪。テーブル席=14席、テラス席=4席を備える。
メニューは、「千代丸ご膳」(2,980円)、「イカ三昧ご膳」(2,980円)、「千代丸海鮮丼」(2,100円)、「千代丸ふぐ叩き丼」(2,100円)などの海鮮系と、阿武町のブランド牛・無角和牛を使用した「無角和牛の焼き肉定食」(1,890円)などを提供する。
10月からは朝食限定メニュー「朝活!魚どんぶり」(880円)、「朝活!定食」(880円)の提供を始めた。河村さんは「道の駅に併設するキャンプ場の利用客や県外の観光客から、『身がぷりぷりで普段食べている刺身と全く違う。鮮度の違いがはっきりわかることに驚いた』という声をもらっている」と笑顔を見せる。
「道の駅阿武町は日本で最初の道の駅であることで有名だが、食の魅力で人をひきつけ、日本一の道の駅にしていきたい」とも。
営業時間は9時~15時(ランチは11時から)。水曜定休。