イベント「ときわドッグフェス」が11月16日・17日、宇部ときわ公園(宇部市則貞3)で開かれる。主催は、山口県内の大学や短期大学、高等専門学校の学生団体「Ube col.(宇部カレ)」。
愛犬家が交流を深める機会を作ろうと昨年8月に初開催し、今回が2回目となる。ときわ公園にぎわい創出事業を活用して実施する。
同団体副代表の豊田結梨さんは「季節の花が咲き、広々とした同公園は、犬の散歩をしている人も多い。昨年はドッグランだけで犬が100匹近く集まり、開催後のアンケートでは『またやってほしい』『宇部にはドッグランが少ないので良かった』など、想像以上の反響があった。今年はパワーアップして開催する」と話す。
当日は、同園内の椿苑周辺に「仮設ドックラン」を設けるほか、犬用フードや雑貨、洋服などを販売する「わんわんマルシェ」、「Blue Photo Base」(新天町2)による写真撮影会(参加無料、データ提供あり)などを行う。キッチンカーも来場する。
マルシェに出店するのは、「selloum」(犬服)、「baby’s breath」(ペット用品)、「革工房Jack」(革小物、16日のみ)、「ブレス」(犬用おやつ)など8店舗。キッチンカーは、「たきべん」(17日のみ)、「yakimo」、「OHANA」などが来場してフードやドリンクを提供するほか、ペット用の手作りスイーツなども販売する。
豊田さんは「学生の立場では地域の方と関わる機会がなかなかないので、こうしたイベントが地域を知るきっかけになる。現場を知ることは今後の自分たちのためにもなるし、学生のアイデアを取り入れてもらうことで地域が盛り上がる一助になれば」と話す。
「ワンちゃん同士、愛犬家同士が交流して同公園を利用するきっかけが増え、お出かけや生活がより楽しくなれば。これを機に宇部にドッグランが常設されたり、ペットと一緒にのんびりできる空間が増えたりしてほしい。参加者全員が楽しめる企画をたくさん用意しているので、ワンちゃんと一緒に思い出を作ってもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~15時30分。ドッグランの利用には事前登録が必要で、参加費は500円。雨天中止。