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宇部に「天ぷら ゆたか」 YUTAKAが新業態、竹皮で包む「天むす」も

天ぷら専門店「天ぷら ゆたか」外観

天ぷら専門店「天ぷら ゆたか」外観

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 天ぷら専門店「天ぷら ゆたか」(宇部市妻崎開作、TEL 0836-52-7777)が2月12日、オープンした。

同店の「特撰 天ぷら定食」

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 経営は、宇部市内を中心に飲食店を展開する「YUTAKAグループ」(宇部市中村3)。2022年から同所で、つけ麺専門店「二代目YUTAKA」と「和食処ゆたか」の2店舗を同じ建物内で営業してきたが、1月26日に両店を閉店し、新店舗の工事を進めてきた。

 同店は、「早い・安い・うまい」 をモットーに掲げ、「サクサク熱々の天ぷらを気軽に楽しめる」がコンセプト。野上裕太社長は「天ぷらは、福岡では気軽な日常食という文化が根付いている。『人の心を、街を豊に』という当社の理念の下、脱コロナ禍に向けた新しい業態へのチャレンジ」と話す。

 定食メニューは、大エビ・味玉・白身・とりしそ・野菜3品の「特撰(とくせん) 天ぷら定食」(1,300円)を看板に、「天ぷら定食」(1,000円)、「えび天定食」(1,200円)、「海鮮天ぷら定食」(1,400円)、「とり天定食」(1,000円)、「チーズとり天定食」(1,200円)の6種類。ご飯、みそ汁、漬物、「イカの塩辛」が付き、ご飯の量は小・中・大から選べる。イカは、佐賀県から直送した「呼子」を使う。

 天ぷらの単品注文も可能で、つけ麺専門店で人気という味玉を揚げた「味玉」や、「モッツァレラチーズ」(以上200円)、「ホタテ」(300円)、「キス」(200円)、「野菜」(100円)などを用意。ドリンクは、ビールやハイボールのアルコールなどをそろえる。

 持ち帰り用限定で「天むす」(8個入り800円)も販売する。「一口サイズの小さなかわいらしいおにぎりを、ちょっとした手土産や旅先のお供などにも似合う竹皮で包んだ。ふとした時にぱっと一口、自宅に帰ってからのお楽しみにもしてもらい、当店の名物となれば」と野上社長。

 席数は、カウンター席11席とテーブル、個室を合わせて50席で、卓上に天丼タレ、塩、一味を置く。野上社長は「地域性を踏まえ、幅広く利用してもらえるようにした。お客さまの目の前で天ぷらを揚げるカウンターで、専門店ならではの臨場感を仕事終わりに味わいながら、揚げたての天ぷらをつまみに一杯など、さまざまな楽しみ方を提供したい」と話す。

 今後は、年内に宇部でイタリアンの出店を予定しているという。「海外との業務提携も決まってきている。宇部にない食文化を吸収していき、地元に新しい風を取り入れられたら」とも。

 営業時間は、11時~15時、17時~22時。火曜定休。

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