
宇部ときわ公園内「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」(宇部市野中3)で3月22日、「ヒスイカズラまつり」が始まった。
同館内の熱帯アジアゾーンでは、3月下旬から4月にかけて200房以上の「ヒスイカズラ」が時期をずらしながら開花し、毎年人気を集めている。宇部市ときわ公園企画課主任の島谷恵子さんは「毎年楽しみにしている方が多く、毎日のように開花状況の問い合わせがある。今年は開花が遅れていることもあり、夜間ライトアップを予定より増やして2回開催することにした」と話す。
期間中、夜間ライトアップ「魅惑のヒスイの夜」(3月29日・4月5日、18時~21時)や、特大ヒスイカズラのパッチワーク作品の展示、ヒスイカズラの花の形の色画用紙を特大パネルに貼って作品を作り上げる体験イベント「みんなで特大ヒスイカズラを作ろう!」、ワークショップ「植物館ヒスイカズラキャラクタージェイドくんを作ろう!」(3月29日、600円、要事前申し込み)などを行う。
島谷さんは「開花が遅れているが、3月26日の時点でたくさんの蕾の房ができている。開花前の蕾を観察できるのも貴重な機会なので、咲くまでの過程も含めて楽しんでもらえれば。満開時はとても美しいヒスイカズラのトンネルになるので、ぜひ見に来てもらいたい」と呼びかける。
「ヒスイカズラまつり」は4月6日まで。火曜休館。
ときわ公園では現在、「ときわ湖水ホール」横の「桜山」と東駐車場付近で「夜桜ライトアップ」を実施している。ライトアップの時間は18時30分~22時。4月13日まで。