
萩焼や特産品を楽しむイベント「萩焼まつり」が5月1日~5日の5日間、萩市内で開催される。
32回目を迎える同イベント。萩の街全体を会場とし、特設会場となる「萩・明倫学舎」(江向)に15店舗、「萩市民館」(同)に20店舗が出店するほか、市内42店舗の計77店舗が参加する。今回は、萩焼体験や窯元見学などを目的別に探せるデジタル地図サービス「プラチナマップ」を導入した。
主催する萩焼まつり実行委員会の住谷一人会長(萩商工会議所副会頭)は、「萩焼の振興と地域経済の活性化を図るイベント。街じゅうが会場になっているので散策を楽しんでもらいたい」と話す。
特設会場では、各店舗の作風を紹介する「萩焼展示スペース」を設け、様々な色合いの萩焼を展示するほか、好みの萩焼を案内する「萩焼コンシェルジュ」が常駐し、萩焼との出会いをサポートする。「萩・明倫学舎」の前庭では、夏みかん菓子や地酒などの特産品を販売する「マルシェ」も開く。
期間中、集めたポイントによって2,000円~20,000円相当の特産品が抽選で当たる「スタンプラリー」を実施。スタンプラリーは、5月3日・4日に開催される「萩・大茶会」とも連携する。
実行委員会事務局の横見史さんは「毎年、広島や福岡など県外から多くの方が来られる。今回からプラチナマップを導入し、各店舗のアクセスが分かりやすくなったので、観光や飲食なども楽しんでもらいたい」と話す。
特設会場の開館時間は、9時30分~17時。