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宇部・ときわミュージアムで「バラ展」始まる 300種順次展示、企画も充実

バラが展示された「ときわミュージアム」のバックヤード

バラが展示された「ときわミュージアム」のバックヤード

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 宇部ときわ公園内「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」(宇部市野中3)で5月10日、企画展「バラ展」が始まった。

オリジナルのバラ「宇部百花」

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 バラの栽培に力を入れる同館の恒例イベント。館内の「中庭ゾーン」を中心に、同館オリジナルの「宇部百花(ももか)」や「宇部小町」など宇部に由来する品種の特別展示や、同館が所有する希少性のあるバラなど約300種400株を順次展示する。

 宇部市ときわ公園企画課主任で樹木医の越智大吾さんは「今年もイングリッシュローズやヨーロッパの原種など、植物館ならではの珍しいバラや育てるのが難しい品種を展示する。気温が上がってくる今週末をピークに、期間中は見頃が続いてくれると予想している。25日以降は秋に向けた剪定などで少しずつ数を減らしていくので、今のうちに楽しんでもらいたい」と話す。

 期間中、バラに関するイベントを実施する。夜間ライトアップ「ローズナイト」(17日・18日、18時~21時)のほか、押し花の作品の展示「メルヘンの世界へようこそ」(23日まで)、押し花やアロマテラピー体験などのワークショップ(有料)、樹脂粘土で作ったバラなどの作品展示(18日まで)、生演奏「ローズライブ」(18日)、植物館カフェ(17日・25日)、「薔薇(ばら)めぐりスタンプラリー」など。

 また、今月24日にはときわ公園開設100周年記念イベントに関連して、同館で育てた植物(サボテン、ハオルチア、パキラ、コーヒーの木、ハイビスカスなど)の販売や、ビザールプランツの出店販売を予定する。

 宇部市ときわ公園企画課主任の島谷恵子さんは「今年もバラにちなんだ様々な企画を昨年より数を増やして準備している。ときわ公園開設100周年記念イベントと併せて、植物館でバラを満喫してもらいたい」と来場を呼びかける。

 今月25日まで。開館時間は9時30分~17時。火曜休館。

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