
「新山口駅賑わい創出協議会」の本年度1回目の会議が6月25日、KDDI維新ホール内メインスタジオ(山口市小郡令和1)で行われた。
同協議会は、JR新山口駅を中心に、KDDI維新ホールや南北通路、北口・南口広場などを有機的に連携させ、地域全体の活性化を目指して、様々な立場の人が集まって意見交換や情報共有などを行う。
同日の会議には、行政関係者やJR西日本の職員に加え、観光や街づくりに携わる人、報道関係者など16人が出席。まず全員が自己紹介を行い、互いの役割や関心事を共有した。
続いて、5月に開催された「パンと珈琲のフェスティバル」の実施報告が行われ、新山口駅周辺のにぎわい創出に貢献したことを共有したほか、JR西日本が新山口駅南口広場で毎月第2・第4土曜に実施している「しんやまエキスポ」の紹介も行われ、今後の連携の可能性について活発な意見交換が行われた。
事務局長を務める森ビル都市企画商業企画・運営部部長の石川哲史さんは、「たくさんの人が集まって知恵を出し合い、にぎわいを創出するための良いきっかけを作っていきたい」と話す。さらに、「来年度、KDDI維新ホールは5周年を迎える。この施設をどう生かしていくのか、次世代にどうつなげていくのかも含めて、全員で考えていければ」と、今後の展望に意欲を見せる。
同協議会は今後、隔月で開催され、新山口駅周辺のさらなる活性化に向けた具体的な取り組みを進めていく。