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長門のパン店「かわぱん」が1周年 週末限定営業、地域密着のパン作り

「抹茶とホワイトチョコのリュスティック」など

「抹茶とホワイトチョコのリュスティック」など

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 週末限定で営業する長門のパン店「かわぱん」(長門市深川湯本)が10月5日、オープンから1周年を迎える。

店主の河野憲一さん

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 「特別感のあるパン」がテーマの同店。店名は、店主の河野憲一さんの名前にちなんで名付けた。河野さんは医療関係の仕事に携わっていたが、パン屋に通ううちに「自分もパンを作ってみたい」という思いが募り、福岡のパン屋で3年間修業した。その後、一度パン作りから離れたものの、趣味で再開した際に「販売できるかもしれない」と考え、開業に至った。

 河野さんは「開業準備中に全ての生地を手ごねで作り、右手が腫れるほど作業した経験もある。大変だったが、パン作りの基本を実感できた出来事だった」と振り返る。

 菓子パンから惣菜パン、ハード系まで幅広くそろえる。ラインナップの中でも、「抹茶とホワイトチョコのリュスティック」(420円)や、「アールグレイとホワイトチョコのリュスティック」(400円)、自家製「カツサンド」(豚カツ=530円、チキン=510円)、「クロックムッシュ」(450円)などが「人気」という。

 季節のフルーツサンドは、「桃」(780円)、「ピオーネ」(660円)などが並ぶ。レーズンやイチジクから起こした天然酵母を使用するパンも好評を得ており、「無添加素材を取り入れ、体に優しいパン作りを心がけている」と河野さん。

 「繰り返し来てくださるお客様や、『また来たい』という声が何より励みになる。1周年を迎え、地元の人に愛される存在になりたいという思いがより強くなった。将来的にはスーパーへの卸販売にも挑戦したい。今後は営業日を増やし、サンドイッチの展開など、商品ラインナップを広げていきたい」とも。

 営業日時は、土曜と日曜の11時~15時(時期によっては10時に開店する)。月曜は不定期で営業する。

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