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宇部で「かねこキッズまつり」開催へ 20回目、過去最大50ブース出展

前回の様子(写真提供=キッズラップ)

前回の様子(写真提供=キッズラップ)

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 イベント「第20回かねこキッズまつり」が10月26日、宇部の商店街「ハミングロード新天町アーケード」周辺で開かれる。

イベントチラシ

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 子育て支援と親子の交流を目的に2004(平成16)年に初開催し、20回目を迎える同イベント。主催する金子小児科(上町1)の金子淳子院長は、「地域で子どもを育てる雰囲気を醸成したいとの思いで始めた。『お金がなくても楽しめる』というのがスタート当初からのコンセプト。たくさん子どもがいても、大人も一緒になって楽しめる機会があればという思いで続けてきた」とイベントに込める思いを語る。

 「継続することで形ができ、自分の手を離れてみんなのものになっている感覚がある。私も主催側ではあるが、参加者の方々も含めて作るお祭り。集まってくれるのを本当に楽しみにしている。今回は、地元の企業や団体だけでなく、北海道から沖縄まで、活動にゆかりのある方たちがさまざまな形で参画してくれる」とも。

 当日は「学び」「遊び」「体験・経験」「食」をテーマに、アーケード内を中心に50以上の無料体験ブースや、海外の文化に触れられる企画を展開する。

 「遊びのコーナー」では、モルックやボッチャ、段ボールコックピット、eスポーツ体験などを行う。「まなびのコーナー」では、オリジナルバッグづくりや「沖縄発!世界にひとつだけの島ぞうり彫り親子体験」、「つくる・考える・科学探検隊」などのワークショップを実施。「ラップステージ」では、キッズダンスやアンサンブル演奏会などのパフォーマンスが披露される。

 「飲食コーナー」や「こども撮影アートスポット」、「ポリオ根絶活動ブース」なども設置するほか、「宇部市役所市民交流棟交流ホール」(常盤町1)では、クラッシックギタリスト・安田大弘さんによる「こどものためのサロンコンサート」を開き、まちライブラリー「りんご箱図書館」も開設する。

 金子院長は「同じような意志を持った人たちによるこうしたイベントが、規模に関わらずひと月に一回開催されるようになるなど、みんなが楽しめる機会が増えてほしい。さまざまな年代の子どもたちが集まり、それぞれが良い時間を過ごせる基盤の場所であることができれば」と期待を込める。

 開催時間は9時30分~14時。

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