
ラーメン店「RAMEN OF TODAY(ラーメン・オブ・トゥデイ)宇部店」(宇部市東須恵、TEL 0836-38-7977)が10月6日、山口東京理科大学のほど近くにオープンした。
「RAMEN OF TODAY」は、ラーメン店「階杉(かいすぎ)」などを展開する「CLOUD9」(岩国市)の系列店で、「二郎インスパイア系」専門店として2021年、「ゆめタウン東広島」(東広島市)に1号店を出店。同店は下松店(下松市)に次ぐ3店舗目で、これまでラーメン事業に携わってきた飯田将光さんが出店した。
飯田さんは「このエリアには競合店も多いが、それだけニーズもあると感じている。当店の味はマイルドなので、初めての人でも食べやすいはず。味やボリューム、ルール、空気感など『ちょっと緊張して入りづらい』というイメージを壊していきたい」と話す。
店内には、カウンター席=11席、テーブル席=8席を設ける。
提供するラーメンは、セントラルキッチンから直送された素材を使い、濃厚豚骨しょうゆスープに木嶋製麺所(寿町3)の「逆切り特製麺」を使う。山盛りモヤシやキャベツ、厚切りチャーシュー、ニンニクなどをトッピングする。
メニューは、「ラーメン」(1,150円)、「中辛ラーメン」(1,270円)、「激辛ラーメン」(1,370円)など。麺の量は、通常は中(300グラム)で提供し、ミニ(100グラム=200円引き)、小(200グラム=100円引き)、大(400グラム=100円増し)なども用意する。
このほか、「汁なしラーメン」(1,050円)や「背脂魚介つけ麺」(1,150円)、「背脂飯」(中=320円、大=370円)なども提供する。同店が掲げるコンセプト「BREAK DOWN THE WALLS(壁を壊せ)」にちなんだメニュー「B.D.T.W.盛り」(1,770円)はヤサイマシ、肉マシ、ラーメンスナック、うずらの卵5個、チェダーチーズなどのトッピングが付く。汁ありか汁なしを選べる。
オープンから2週間がたった。飯田さんは「大学に近い場所なので、夜は8割近くが学生でにぎわっている。年配の夫婦がスープも残さず完食してくれたことも。店舗は家族連れでも入りやすい設計なので、どの世代にも気軽に楽しめる二郎系ラーメンであることを知ってほしい。日々進化し続けていきたい」と話す。
「CLOUD9」の担担麺部門の青野健さんは「10年ほど前に岩国本店で誕生した極太麺を使った『杉二郎』をブラッシュアップしている。当グループでは年内に2店舗のほか、海外への出店も予定している。『この街にこの店があって良かった』と思われる存在になり、地域に根付く店づくりを今後もしていきたい」と展望を語る。
営業時間は、11時~15時、17時~21時(土曜・日曜は11~21時)。水曜定休。