商店街のヒーロー番組「ぶちエージャー」が最終話迎える-山口CATV

「ぶちエージャー」(写真左)と「ぶちエージャンヌ」(写真右)

「ぶちエージャー」(写真左)と「ぶちエージャンヌ」(写真右)

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 山口ケーブルビジョン(山口市中園町、TEL 083-934-1234)は12月20日から、商店街のヒーロー番組「CP戦士ぶちエージャー」の最終話を放送している。

「わやスラー」と「テレンコ」「パレンコ」

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 最終話は「さらば、ぶちエージャー」。「ぶちエージャー」に変身するための「愛と平和の鐘」が壊れてしまい、商店街が「わやスラー」に乗っ取られてから1年、人々は暗く厳しい日々を送っていた。鐘の修復を試みるが、わやスラーに見つかり再び壊れてしまう。果たしてぶちエージャーは二度と現れないのか――というストーリー。12月20日~26日に前編、27日~1月2日に後編を放送する。

 同番組は、山口商店街CP研究会と山口ケーブルビジョンの共同制作番組として昨年2月に放送開始。わやスラーとその部下「テレンコ」と「パレンコ」が商店街ではたらく悪さを、ぶちエージャーと「ぶちエージャンヌ」が阻止し、商店街の平和を守るという設定。

 身近に存在する商店街を舞台に店主や一般市民が出演したこと、子どもが好むヒーロー番組ということから、次第に人気番組に成長していった。これまでの放送は約80話。出演者は、商店街関係者、一般市民合わせて延べ100人に上る。

 夏祭りや商店街でのイベントへの出演回数は約15回で、毎回多くの子どもが集まり、熱い声援を送ったり、一緒に「ぶちエージャーたいそう」を踊ったりする姿が見られた。毎回500人以上の集客があったという。

 同社によると、「もともと企画を立ち上げた当初は1年間の放送予定だった。予想以上の反響と商店街のヒーローとして認知されていたこともあり、放送期間を延長してきた。商店街の活性化という目的は、一定の成果を上げることができたことから一区切りつけることにした」という。

 今後については、イベントの出演依頼や商店街の広報依頼があれば、商店街を盛り上げるキャラクターとして活用を考えていくが、現段階での出演予定はない。番組の再放送の予定もないという。

 放送日は毎日。放送時間は、9時30分(土曜・日曜のみ)、17時、22時30分。(©マルニ)

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