イベント「くすのきモクモクフェスタ」が11月9日、宇部の複合施設「楠こもれびの郷」(宇部市西万倉、TEL 0836-67-2617)で開かれる。
同施設では、農林業の振興と発展や山口県産木材の流通などを目的に、建築家や林業を生業とする生産者との交流と木育を推進している。同施設の指定管理者「楠むらづくり」の梅澤脩さんは、「小さなころから木や森と関わりを持つことで、子どもたちの豊かな心を育む手伝いができれば。昨年はステージイベントも実施したが、今年はワークショップの数を増やし、体験に集中できるような形で行う」と話す。
当日は、山口県建築士会メンバーによる「カンナ削り体験」や「建築士のお仕事紹介コーナー」、「鋸(のこ)で丸太を切ってコースターづくり」、「モクモクアースアート 日本の木を使ってお家を作ろう!」などのワークショップを10件実施するほか、「テントサウナ展示」や吉部フォレストクラブによるキャンプ体験、「こもれび太極拳」、「モルック体験」などの体験コーナーも用意する(一部有料)。
飲食コーナーには、「緑豊舎」(焼きそば、大判焼きなど)、「山口茶業」(物販、小野茶パンケーキなど)、同施設内の「キッチン倉」(ラーメン)、「農家レストラン つつじ」(おでんなど)が出店するほか、キッチンカー「晴HARU」(ふぐバーガー)が来場する。
梅澤さんは「イベントをきっかけに木に興味を持ち、ゆくゆくは木に携わる仕事に就くような子が出てくれれば。ワークショップで作った木工品は持ち帰りできるので、体験しに来てもらいたい」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~15時。雨天決行。