山口県から新たなスタートアップを生み出す取り組み「やまぐちアクセラレーションプログラムMirise~ミライズ~」の最終発表会が2月14日、山口の「県政資料館」(山口市滝町)で開催された。
スタートアップ創出やプロダクトリリース後の成長加速を目的に、山口県が主催する同プログラム。最終発表会は、採択された起業家12人が練り上げたビジネスプランを熱くプレゼンテーションし、審査員からのフィードバックを受けた。
「やまぐちアクセラレーションプログラム」の最優秀賞に輝いたのは、「ラストリー」(福岡市)の才野圭太さんが提案する「次世代リーダー研修プログラム SHOKA-SONJUKU」。萩市の歴史的背景を生かし、法人(BtoB)を対象とした2泊3日の宿泊型研修を展開するプランを発表した。
受賞した才野さんは「受験期に吉田松陰先生の思想に触れ、常に『何を成すべきか』を問われてきた。志を軸とした研修事業の実現に向け、本社を萩に移転する。全国のリーダーが萩に集まる仕組みを作りたい」と、決意を新たにした。
「学生向け新規事業開発プログラム」では、県立防府商工高等学校の平岡隼翔さんが最優秀賞を受賞。平岡さんは「中特ホールディングスにおける工場搬入受け入れ管理DXプロジェクト」を発表した。
当日は、新規事業開発プログラムを受講した学生4人によるプレゼンテーションや、鈴木規文さん(ゼロワンブースター代表取締役CEO)による講義「地域起業の成功モデル」も行われた。
山口県産業労働部の永田明夫部長は「山口県の経済活性化には、創業や新規事業の成長が不可欠。本プログラムを通じ、山口県を拠点とした新たな事業が創出され、飛躍していくことを強く期待している」とエールを送った。