「萩市ビジネスプランコンテスト2025」の最終審査会が2月22日、「萩市福祉センター」(萩市江向3区)で開催された。市内外から寄せられた11件の応募の中から、東京農業大学の佐々木豊教授が提案した「ヘーゼルナッツ複合農業による萩から始まる農業トランスフォーメーション」が一般部門の優秀賞に輝いた。
佐々木さんのプランは、市内の荒廃農地を活用してヘーゼルナッツを栽培し、収穫だけでなく、貸し農園の運営や、廃棄される殻を用いたバイオ炭の販売など、多角的なビジネスモデルを展開するもの。佐々木教授は「萩から新たな産業を作りたいという強い思いがある。実現に向けて一歩ずつ歩んでいきたい」と、受賞の喜びを語った。
今回で8回目を迎えた同コンテスト。主催する協議会の田中清史委員長は「起業や移住定住の促進を目的に続けてきた。地域の経済発展に直結するよう、発表者の皆様への支援を継続していきたい」とあいさつ。最終審査会は、書類による一次審査を通過した4人がプレゼンテーションし、審査員による質疑応答を行った。
奨励賞は、「萩から発信!新しい医療ツーリズム~古民家リトリートで創る地域と健康の未来~」を提案した高本侑立子さん(株式会社HOKIPA)が受賞。アイデア部門の奨励賞は、「都市部水準での学習指導及び受験合格体制を萩で実現!親子の教育不安を解消する萩教育コンソーシアム構想」を提案した村上浩司さん(イロヅクセカイ合同会社)が受賞した。
審査委員長を務めた特別顧問の田子みどりさん(株式会社コスモピア)は、「萩がさらに誇れるまちに変わる可能性を秘めているプランばかりだと感じた。ぜひ事業化を成し遂げてほしい」とエールを送った。