山口のハンドメードサークル「Raksy(ラクシー)」が制作販売する「エコカイロ」が人気を集めている。
昨年の冬に同サークル内のメンバーが、母親から勧められたのをきっかけに試作品を制作。メンバー内や知人で使用していたところ、口コミで話題になり制作依頼を多数受けたという。今年も寒くなり始め、問い合わせや制作依頼が増えてきている。
同商品は、ランチョンマットサイズの布を縦半分に折り、トウモロコシを入れて周囲を縫い合わせただけのシンプルな手作りカイロ。電子レンジで3~4分加熱するだけで、肩に乗せて使う場合には約30分間熱が持続し、布団の中などに入れておくと2時間以上持続するという。
何度も繰り返して使えるが、電子レンジで長時間加熱するとトウモロコシがはじけてポップコーンになってしまうので注意が必要。材料に使っているトウモロコシは食用(ポップコーンの素)なので「最終的には食料に困った時の非常食になるかも(笑)」(ラクシーの小下さん)。
価格は700円。ミニサイズは150円。
同商品は12月1日に山口地ビール(山口市下小鯖)で行う「ハンドメード商品の展示販売イベント」でも販売する。同イベントの開催時間は10時~14時。