山口の百貨店「ちまきや」(山口市中市、TEL 083-922-0088)5階に4月25日、クラフト材料を販売する「ABCクラフトM'sちまきや」がオープンする。
店舗面積は105坪。同店は、趣味・手芸用品を取り扱うクラフト材料の売り場で、さまざまな商品が並び、ラックごとに作品の見本が展示されている。
スワロフスキービーズなどを販売する「ビーズ・アクセサリー」、ドライフラワーや花器を販売する「フラワー・雑貨」、トールペイント用品を販売する「トールペイント・アート」、編み物や刺しゅう材料を販売する「手芸・毛糸」、パッチワーク生地やレースを販売する「ファブリック」の5つの売り場がある。
同百貨店にクラフト材料の売り場ができるのは初めて。「クラフト材料の売り場があると便利で楽しくていい」という要望が顧客から寄せられたのがきっかけ。「以前から要望はあったが、商品が細かく種類も多岐に渡るので、なかなか実現しなかった」(同社)という。
「ABCクラフト」(本社=大阪市阿倍野区)は、大阪を中心に全国で趣味・手芸材料の直営店を展開している。今回のように、百貨店とタイアップして店舗を出すのは、長野県「まるみつ百貨店」(長野県諏訪市)に続き2店舗目。タイアップして出店する場合、店名に「M's」が付く。
今後は、売り場に設けられた教室で、地元・山口で活躍する講師らによるビーズアクセサリー教室やフラワーアレンジメント教室、パッチワーク教室などの手芸教室を、週3~4回のペースで開講していくという。
同社営業部の森川憲昭さんは「参加型の楽しい売り場にしていきたい。今後も、お客様の意見や声を聞いて要望に応える店にしていく」と話している。
ちまきや(©マルニ)