整体を自分で行う「自力整体」の体験会が9月26日、梶井工業ライサスペース(宇部市南浜2)で開かれる。
「人にしてもらう治療ではなく自分自身で行うのが自力整体。自分の身体を知り、自分で自分の身体を癒す、ユニークなツボマッサージ。脱力した身体を作って、自然治癒力を高めることを目指している」と話す講師の武井利恵子さん。武井さんは予防医学指導士の資格を持ち、4年前から自力整体教室「そらり」を下関市内で開講している。
自力整体は、鍼灸師でヨーガの指導者でもあった矢上裕さんが約20年前に考案。東洋医学の基本的な考え方である気や生命エネルギーを増やし、全身に廻らせる目的でいろいろな指圧をしたり、関節の可動範囲を広げる動きをすることで、病になる前に自分自身で感知することができるようになるという。
武井さんは「宇部で体験会を開くのは今回が初めて。山口県内で自力整体を体験できるところはまだ少ない。自力整体は自分が出来る範囲で無理をせずに行うものなので、たくさんの人に体験してもらいたい」と参加を呼び掛けている。
開催時間は11時~13時。会費は千円で、事前の申し込みが必要。問い合わせ・申し込みは武井さん(TEL 090-9134-9969)まで。