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雪舟の代表作が巨大映像絵巻に-山口・一の坂川で夜間イベント

山口・一の坂川で開かれている夜間イベント「映像の空間“大殿”」

山口・一の坂川で開かれている夜間イベント「映像の空間“大殿”」

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 山口・一の坂川の多目的広場(山口市後河原)で現在、雪舟の代表作「四季山水図(山水長巻)」を実物の10倍で投影する夜間イベントが開かれている。

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 同イベントは、山口開府650年・湯田温泉復活300年記念事業の一環として開催されているもので、雪舟が1486年に描いた風景が巨大な映像絵巻として特設スクリーンで上映される。

 上映する「四季山水図」(国宝)は「山水長巻」とも呼ばれ、春から始まり冬で終わる四季の山水の変化を、長さ約16メートルにも及ぶ長巻の上に雄大な構図でドラマチックに描き出した水墨画。実物サイズは縦40.8センチ、横1,602.3センチ。

 同イベントでは、映像空間演出家の向井知子さんが演出を手掛け、高精細撮影した映像データを実物の10倍のスクリーン(縦4メートル、横6メートル)に投影。巻物を閲覧する時と同じようにゆっくりと横方向に動いていく。

 開催日は9月25日・26日・30日、10月1日・2日の5日間。開催時間は18時~20時30分。観賞無料。問い合わせは山口情報芸術センター(=YCAM、TEL 083-901-2222)まで。

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