横浜から山口へ移住したデザイナーの作品展-農業モチーフに

サトイモの葉をモチーフにした真木由紀さんのイラスト

サトイモの葉をモチーフにした真木由紀さんのイラスト

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 山口・大殿大路沿いの観光案内所兼アンテナショップ「大路Lobby」(山口市大殿大路、TEL 083-920-9220)で4月28日より、山口在住の元グラフィックデザイナー、真木由紀さんによる作品展「横浜から山口へ 真木由紀作品展」が開催されている。

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 真木さんは横浜市出身。グラフィックデザイナーとして缶のラベルデザインの仕事をしていたが、「自然があるところで新規就農したい」と決意し、農業をするために4年前に横浜から山口へ夫婦で移住。今回は、農業の合間に描きためたスケッチを展示することになったもの。

 作品は、サトイモ、ダイコン、ナスなどの農作物や農作業風景をモチーフにしたイラストで、シンプルでほのぼのした画風が特徴。水彩画、パソコンで色をつけたもの、写真など、タッチは多岐にわたり、ポストカードサイズで描いた作品約70点を貼り付けたものをタペストリーのように展示している。

 作品には「サトイモおいしかったです」「丹精こめたおいしい大根」などのコメントや、「お隣りさんの初収穫のミニトマトです」といった生産者の一言も記されている。「山口の人には当たり前のことが、横浜から来た自分には新鮮に見えた。山口の自然を地元の人とは違った視点でとらえている」(真木さん)という。

 「これからも山口の自然と関わりながら創作活動を続け、山口の魅力を伝えていきたい」と真木さん。営業時間は10時~17時。火曜定休。同19日まで。

大路Lobby真木由紀さんブログ(©マルニ)

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