山陽小野田の菓子店「伝助」(山陽小野田市西高泊、TEL 0836-83-9060)が11月で5周年を迎えた。
「和洋折衷」をコンセプトにする同店店内には、ケーキから大福まで和洋問わず、さまざまな商品が並ぶ。人気商品は米粉を使ったカステラ「助焼き」(1斤1,260円)や、たるの形の最中にあんこが入った「せめんだる」(1個63円~)。せめんだるは、セメント産業が盛んな小野田で明治時代、セメントがたる(せめんだる)に詰められて出荷されていたことに由来したもの。
そのほか、アップルパイ(1,260円)や和栗モンブラン(367円)など、季節の食材を使った商品も並ぶ。
店主の恒松さんは「和菓子から洋菓子まで何でもそろう、お客さんに喜んでもらえるような店にしたい。婚礼や法事の引き出物やちょっとした贈答品まで用意しているので、1つからでも気軽に足を運んでもらえれば」と話す。
営業時間は9時~20時。水曜定休。今月20日~23日、5周年を記念して日替わりで粗品を用意するほか商品の割引も行う。