下関市は、Shimonoseki Startup Anchor(下関市スタートアップアンカー以下、SSA)のアンバサダーに、世界的に著名なプロ経営者であり起業家でもある伊藤嘉明氏が就任することを発表します。
また、2025年1月24日14時から下関市生涯学習プラザ 宙のホールにて開催される「スタートアップマインドが動かす地域の未来 - Shimonoseki Startup Anchor 戦略発表会」において、伊藤氏がキーノートスピーカーとして登壇し、スタートアップに必要なマインドセットや、VUCA時代に求められるスキルセットについて語っていただきます。
下関スタートアップアンカーについて
「Shimonoseki Startup Anchor」は、下関市が地域のスタートアップ企業を支援し、次世代のビジネスリーダーを育成するために創設する新たな取り組みです。地域資源を活かしたスタートアップエコシステムを構築し、25万人都市ならではの独自戦略で、地域経済の活性化とスタートアップカルチャーの醸成を目指します。
この取り組みでは、国内外のスタートアップ企業と下関市内企業のミートアップイベントの開催や地域間連携の強化を進め、地域全体でスタートアップマインドを育む環境を整備していきます。
スタートアップマインドが動かす地域の未来 - Shimonoseki Startup Anchor 戦略発表会について
日時:2025年1月24日14時から17時まで
場所:下関市生涯学習プラザ 宙のホール
応募方法:https://forms.gle/M83DbxMSaCCBD6s69
本イベントは、下関市のスタートアップ戦略を内外に発信し、地域とスタートアップ企業、支援者が共創するための場として開催されます。令和7年度より本格実施する下関市のスタートアップ戦略についての説明とスタートアップ支援のコミュニティ構想などを発表。
伊藤氏による90分間のキーノートスピーチでは、以下のテーマについて講演が行われます。
- スタートアップに必要なマインドセット
- VUCA時代における成功のカギ
- 新たな事業を起こすためのビジネス視点
伊藤 嘉明氏 プロフィール
米・欧・中国・日本の上場企業にて経営経験をもつ著名な日本における数少ないグローバル経営者。多国籍、多文化でのマネジメントに長けており、日、英、タイの3言語を操るトライ・リンガル。
プロ経営者として、また経営陣へのアドバイザリーとしてもあらゆる業界での経営経験を持ち、 Fortune 500グローバル企業に於いて、自動車・飲料・IT・スポーツ・エンタテインメント・家電・電子部品など多岐に渡り業界を問わず短期間で事業再生、事業拡大、新規事業立ち上げ、ブランド認知度向上、業績回復、シェア拡大、売り上げ新記録樹立等、アジア全域および北米にて強固な実績を持つ。
グローバル企業、日本の上場企業において事業再生、結果を出す組織づくり、人材育成、事業立上げの経営支援なども手掛ける。
タイ・バンコク生まれ。米国サンダーバード国際経営大学院ビジネススクール MBA。
『日経ビジネス』“次代をつくる100人” に、イーロン・マスク氏と並び選出。
伊藤氏は、デル、アディダスジャパン、ソニーピクチャーズエンターテインメント、ハイアールアジア/アクア(旧三洋電機)などで数々のV字回復を短期間で実現しました。アクア社長&CEOとして15年連続赤字だった旧三洋電機家電事業を就任一年で黒字転換し事業再生を成功させる。東南アジア諸国では重要市場全7社の売上げを前年対比155%以上の優良事業体に転換。世界最小のハンディ洗濯機コトン、水を使用しないオゾン洗濯機、移動式R2D2型冷蔵庫、IoT技術搭載のディスプレイ搭載冷蔵庫等、数々の世界初となる各種商品を企画立案、開発主導。
現在はX-TANKコンサルティングCEOとして活躍中のプロ経営者・起業家です。また、2015年には日経ビジネス「次代を創る100人」に選出されるなど、国内外で高く評価されています。
伊藤氏は、現代の「VUCA時代(予測不能の時代)」において求められる「Ψ型人材」の重要性を提唱。転職や多様な経験を通じてスキルと人脈を広げ、変化に柔軟に対応できる「創造力」と「実行力」を備えた人材育成を重視しています。
X-Tank Consulting
http://consulting.x-tank.jp/
◆コメント
「スタートアップは単なるビジネスの枠を超え、社会課題を解決し、未来を切り拓く力を持っています。これからの時代に必要なのは、常識にとらわれず自身が前例となるのだという決意、現状に満足せず挑戦を続けるマインドセット、そして不確実な環境の中で変化を恐れず進化し続ける創造力と実行力です。
下関市はアジア経済の成長スピードおよび地政学の観点から、今後のアジア経済圏で非常に重要なポジショニングを築くことができる可能性を秘めていると考えます。下関市が推進するこのスタートアップアンカーは、地域資源を最大限に活かし、革新的なアイデアを現実に変えるプラットフォームとなるでしょう。」
Shimonoseki Startup Anchorとは
下関市は、地域のスタートアップ企業を支援し、次世代のビジネスリーダーを育成するための革新的な取り組みとして、「Shimonoseki Startup Anchor(下関市スタートアップアンカー)」という新たなコミュニティを2025年1月に創設します。これは、下関市が地域のスタートアップカルチャーを育み、経済発展を加速させるための初めてのプロジェクトです。
Shimonoseki Startup Anchor/下関市スタートアップアンカー サイト:
https://shimonoseki-startup.com/
下関市は、25万人都市としての特性を活かし、大都市とは異なる独自のスタートアップ戦略を構築しています。市の資産と強みを基に、スタートアップのエコシステムを形成し、市のブランディングを推進します。
“25万都市”下関市のオリジナル戦略
大都市とは異なる規模の下関市は、地域の特性を生かした独自のスタートアップ戦略を展開
下関市が持つ資産と強みを活用し、地域の特性を最大限に活かした戦略を構築
スタートアップを通した地域間連携
地域間の連携を強化し、スタートアップ企業が互いに協力し合う環境を整備
国内外スタートアップ企業と下関企業とのMeetup
国内外のスタートアップ企業と下関市の企業が交流し、ビジネスチャンスを創出するためのミートアップイベントを開催
スタートアップカルチャーの醸成
地域全体でスタートアップカルチャー/マインドセットを醸成し、革新的なビジネスアイデアが生まれる環境を提供