レジャー用の足こぎ式ボートでタイムを競うイベント「第1回 親子スワンボートレース大会」が5月12日、宇部ときわ公園(宇部市則貞3)の常盤湖で開かれた。
当日は晴天に恵まれ、風も比較的穏やかな絶好の「スワンボード日和」。市内外から小学生と保護者46組92人が参加し、親子で息を合わせながら直線100メートルを懸命にこぎ進んでタイムを競った。
結果は、美祢市の岡健二さんと志江莉さん(小5)のペアが1分2秒56で優勝した。健二さんは「単身赴任中の米子市からこの大会に出るために帰ってきたかいがあった。初代チャンピオンを狙っていたので目標を達成できてうれしい」と話し、志江莉さんは「疲れたが楽しかった。賞品の航空券でディズニーランドに行きたい」と笑顔を見せた。
下松市から参加した合田一枝さん・凛音君(小6)親子は「想像以上に体力が必要で、息を合わせるのが難しかったが親子で楽しく取り組めた。また参加したい」と感想を話す。
実行委員長の小林信也さん(JAL山口支店長)は「萩市や周南市など市外からの参加も多く、盛り上がる大会となってとてもうれしく思う。今回は親子に限定したが、今後は大人だけでも参加できるような形でも検討していきたい」と今後の展望を話した。