宇部市内の各中学・高校で入学式が行われた4月8日、宇部中央高校(宇部市東梶返4、TEL 0836-21-7266)では入学式で教諭がアカペラでの合唱を披露し新入生を歓迎した。
同校では2002年から入学式典終了後に新入生歓迎の思いを込めて、教職員有志が「先生合唱隊」を結成してアカペラで合唱を披露している。
今回披露したのはスピッツの「空も飛べるはず」。明るく希望が持てるようにと、参加する教諭が選んだ。練習時間が少ない中、春休み期間中の業務の合間を縫って数回練習をして本番を迎えた。
合唱に参加した市川肇教諭は「これから3年間たくさんのことを学んでほしいという気持ちを込めて歌った。練習時間が少なかったため不安もあったが、自分たちも楽しく歌うことができた。私たちの歓迎の気持ちが新入生に伝わったと思う」と笑顔で話す。
同校生徒会長の大江泰史さんは「先生たちのアカペラは当校入学式の定番になっている。入学式で先生の歌を聞き、これから頑張ろうと思ったことを思い出す。僕たちも新入生をサポートしていきたい」と話した。