宇部ときわ公園(宇部市則貞3)ときわミュージアム熱帯植物館のサボテンの花が見頃を迎え、訪れる人の目を楽しませている。
同館では370種類2,000本のサボテンを栽培しており、その中でも花を付ける14種類にスポットを当てて展示している。サボテンの中には、故伊藤芳夫さんが同館で独自に交配したオリジナルのサボテンも多くあるという。
サボテンの花が開花を始めたのは今月15日ごろ。今年のサボテンの花について、同館の室智崇さんは「開花は例年通り。今年は昨年よりも花のつきがいい」と話す。
サボテンの花は、開花をしてからしぼむまで2日と開花期間が極めて短いが、さまざまな種類が次々と開花していくため、来月上旬まで連日楽しむことができる。
室さんは「サボテンのイメージからは、想像できないような大きく立派で鮮やかな花が咲いている。多くの方に見ていただければ」と来館を呼び掛ける。
開館時間は9時~16時30分。火曜休館。