宇部ときわ公園(宇部市則貞3)で10月29日・30日に開催される「エコフェア2011 in UBE」に、アニメ「ポケットモンスター」のキャラクター・ピカチュウが来場する。
着ぐるみがピカチュウに酷似していると話題になった「エコハちゃん」
8月上旬に宇部市のエコキャラクター「エコハちゃん」の着ぐるみがピカチュウに酷似していたことから騒動に発展したのは記憶に新しいところ。
その後、宇部市とブランドマネジメント会社「ポケモン」(東京)が和解に向けた協議を進める中で、ポケモンサイドの「厚意」により今回の来場が実現した。
同公園にピカチュウが来場するのは30日。ピカチュウと子どもたちが触れ合い、ポケモンを通して友情や思いやりの大切さ、自然を大事にする気持ちなどを伝えようと全国で展開している「ポケモンスマイルスクール」のエコフェアバージョンをステージで披露する。公演時間は11時と14時。
市環境政策課・課長の藤永義昭さんは「今回は、エコに関する内容を盛り込んだ特別バージョンを提供していただけることになった。ピカチュウと一緒に環境について学ぶことができるので、小さなお子さまを始めたくさんの子どもたちに楽しんでもらいたい」と話す。
一件の騒動後、エコハちゃんの着ぐるみは「お蔵入り」となっており、ピカチュウと同じステージに並び立つことはできない。今後は、フライヤーやポスターなどイラストのみで登場する。
「ポケモンスマイルスクール」は今月31日から、宇部市内4カ所の保育園・幼稚園でも実施される。