宇部のSC「フジグラン宇部」(宇部市明神町3)で11月4日~6日、「“PHOTO IS”10000人の写真展」が始まった。
「写真を見る楽しみ、残す大切さを多くの人に感じてもらいたい」と富士フイルム(東京都港区)が毎年開催しており、今年で6回目を迎える同展。参加資格は設けず、自由なテーマで全国の写真愛好家から作品を募集し、今回は過去最高となる1万7051点が集まった。7月の東京会場を皮切りに全国29会場で開催しており、作品は応募者の任意の会場で展示される。
昨年に続き2回目の開催となる宇部会場では、主に山口県内から応募した約500点を展示。その「一瞬」の風景を捉えたものや、家族、友人やペットなどを撮影したものが多く、写真には撮影時の気持ちや思い出などのメッセージを添える。
同社で山口県を担当する旭岡英俊さんは「今年は、震災もあったことから写真やアルバムの大切さ、価値が再認識されている。山口県は写真人口が多いのか、技術を持っている人が多いように思う。どの写真も家族や友達に対する気持ちがこもっているもの。心打たれるものも多いのでじっくりと見ていただければ」と旭岡さん。
開催時間は9時~21時。