宇部・新天町に2月1日、ラーメン店「新式(しんしき)」(宇部市新天町1、TEL 0836-34-2838)がオープンした。
店舗面積は約20坪。席数はカウンター16席、テーブル席12席。店内は裸電球を照明に使い、壁には昭和のポスターや看板をディスプレーするなど、「1970~1980年代をイメージした」レトロな雰囲気に仕上げた。
市内上町の居酒屋スタイルのラーメン店「るいるい軒」(上町1)を営む松岡塁さんが、同店の姉妹店として開いた同店。こってりとした豚骨の独特の味と風味のスープが特徴の「宇部系ラーメン」を基に考案した「しつこくないまろやか豚骨味のラーメン」(松岡さん)を提供する。
麺メニューは定番の「らぁめん」(550円)をベースに、中華スパイスなどを調合したタレを加え辛さを「1丁目」「3丁目」から「閻魔(えんま)の館」まで6段階から選ぶことができる「地獄RED」(750円、辛さの調節は別途)や、定番に焦がししょうゆを加えた「焦がしBLACK」(650円)の3種類。
トッピングには「味付き煮卵」(120円)、キムチ(150円)など7種類を用意。そのほか、手作りギョーザ(380円)や巻きずしをアレンジしたオリジナルメニュー「豚巻き」(160円)、「もう一品」として小鉢(180円)などのサイドメニューも取りそろえる。
松岡さんは「味も含め、長年したためたものの集大成。るいるい軒とは違ったニュースタイルの店という意味で店名を『新式』と付けた。今は男性客が多いが、今後はハーフサイズも用意して女性目線でもメニューを展開していきたい」と意欲を見せる。
営業時間は11時~15時、18時~22時。日曜定休。