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宇部の担々麺専門店「麺屋遊膳」、中華料理から業態変え3周年

3周年を迎えた担々麺専門店「麺屋遊膳」オーナーの杉村繁夫さん

3周年を迎えた担々麺専門店「麺屋遊膳」オーナーの杉村繁夫さん

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 宇部・上宇部の担々麺専門店「麺屋遊膳」(宇部市上宇部下吉原、TEL 0836-33-3225)が7月8日、オープンから3周年を迎えた。

ゴマにこだわった看板メニューの担々麺

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 店舗面積20坪、席数22席。前身となる中華料理店「前菜遊膳」で提供していたメニューの「担々麺」が人気だったことから「もっとこの味を多くの人に知ってもらいたい」と担々麺専門店に業態変え。4種類の担々麺を中心に、鶏ガラベースと豚骨ベースのラーメンも提供する。

 同店が提供するのは、ペーストのゴマにこだわった担々麺。毎日手いりする3キロの国産ゴマを引く際に重要ことは「引き加減」。「程よくゴマのワイルドさが残るように調整することでコクが出て、卵を通常の6倍使ったオリジナルの卵麺によく絡む」と店主の杉村繁夫さん。

 メニューは「担々麺」「黒ごま担々麺」「とんこつ担々麺」(以上750円)、「汁なし担々麺」(780円)や7時間煮込む鶏ガラベースの「尾道しょうゆラーメン」、無添加で作る「塩ラーメン」(以上600円)。そのほか、日本中国料理協会山口支部が2008年に開発した県産小麦と2日間煮込んだ豚骨ベースを使う「山口ラーメン」(600円)も用意する。

 中華料理店から業態を変更し麺で勝負してきた3年を振り返り、杉村さんは「担々麺も、一から開発したラーメンも納得のいく味にたどり着くまでとても苦労した。中華料理屋よりもさらに不特定多数の方に来ていただけるようにとの思いもあって開いたこの店も、だんだんと軌道に乗ってきたように思う」と話す。

 今後については、「今のメニューに一手間加えたり、研究したり、とやりたいことはたくさんある。これからも初心を忘れずに今のおいしさを提供しながらさらに精進して自分の表現したいことを突き詰めていきたい」と笑顔で話す。

 営業時間は11時30分~15時、17時30分~21時30分。月曜定休(月曜が祝日の場合は火曜休業)。

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