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宇部で写真展「山口の桜」 貝崎健さんが写す「山口の知られざる春」

フリーフォトグラファー貝崎健さん

フリーフォトグラファー貝崎健さん

 フリーフォトグラファー・貝崎健さんによる写真展「山口の桜」が5月1日、宇部の「ノリーズカフェ」(神原町)で始まった。

貝崎さんの作品

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 貝崎さんは1980(昭和55)年防府市生まれ。県内の写真館やデザイン事務所を経て、2015(平成27)年に独立。人物や建築など多岐にわたる撮影を手がける傍ら、カメラサークル「ふぉとくらむ」を主宰し、今年1月には写真集「瞬間的質量」を刊行するなど精力的に活動している。

 同展のテーマは、あえて有名な観光名所を避けた「身近な桜」。貝崎さんが過去10年にわたり、山口県内各地で撮影した桜の写真12点を展示。自身の足で見つけた桜の風景を切り取っている。

 「桜は毎年咲くのを心待ちにする、一番好きな花」と貝崎さん。「野生に自生するヤマザクラには、その土地の歴史や文化との関わりを感じる。短く儚いが、人々の暮らしに息づいている姿を伝えたい」と話す。

 展示作品には、SNSにも投稿していない初公開のカットも並ぶ。中には納得のいく瞬間を収めるため、同じ場所に4年間通い続けてようやく撮影できた渾身の一枚も含まれている。貝崎さんは「自宅付近で妻と愛でた桜や、道すがらの探検で見つけた大ぶりの一本桜など、場所をずばり当てられる人はほとんどいないはず」と微笑む。

 「カメラを趣味にする人には、撮影地の探し方のヒントになれば嬉しい。道端の桜の美しさに気づいてもらい、次の春を楽しみに待つきっかけになれば」とも。

 開館時間は、11時~17時。水曜・木曜定休。同展は今月12日まで。期間中、土曜・日曜・祝日に貝崎さんが在廊する予定。

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