田んぼを会場にして行うイベント「ワードロカップ・どろんこソフトバレーボール大会」が4月29日、万倉ふれあいセンター(宇部市西万倉)南の特設会場で開催される。主催は万倉校区コミュニティ推進協議会。
地域交流やまちづくりの一環として、田植え前の時期に田んぼの中にバレーコートを設けて行う同イベント。昨年は東日本大震災の発生を受けて開催を自粛したため、2年ぶり5回目の開催となる。
参加条件は、中学生以上で「泥んこに耐えられること」。水をまいた田んぼで競技を行うため、選手はゴーグルを装着し地下足袋や田靴を履き完全防備で参加する。前回は宇部近郊から35チーム約200人が参加した。
当日は9時40分から競技開始を予定。1セットラリーポイント制で試合を進め、ブロック予選の後、各ブロックの優勝チームで決勝トーナメントを行う。チーム編成は4人1チーム(登録は6人まで)。上位3チームを表彰するほか、コスチューム賞、ハッスル賞も用意。賞品として地元特産品などを用意する。
参加費は1チーム4,000円。参加申し込みは4月10日までで、24チーム先着で受け付ける。現在までの応募は10チーム以下で、まだ十分な空きがあるという。
同イベント主管のコミュニティースポーツくすのき会長の境憲一さんは「当イベントは県内でも珍しいもの。毎回県内各地から参加があり、回を重ねる度に盛り上がりも増している。今年も熱戦が繰り広げられることを期待したい」と話す。
ソフトバレー大会終了後は、「耕された」田んぼで小学生までの子どもを対象に「ちびっこ宝探し」も行う。問い合わせは万倉ふれあいセンター(TEL 0836-67-0201)まで。