宇部のパン店「シュクルヴァン」(宇部市東梶返3、TEL 0836-37-0757)が5月25日、山口茶業(同市小野櫟原)とコラボした新商品「小野茶のなめらか生クリームパン」の販売を始めた。
冷製用に開発したパンに生クリームとオリジナルのカスタードクリームを入れた同店の「なめらか生クリームパン」に、山口茶業が生産・販売する宇部の特産品「小野茶」の粉末を練り込み、冷やしてスイーツ感覚で食べるクリームパン。価格は220円。
同店を運営するあさひ製菓(柳井市)が、地元特産品を使った商品開発の一環として実現した今回のコラボ。開発段階では、小野茶の渋みと甘味、風味や色合いのバランスの調整に時間をかけ試作を繰り返したという。
販売直後から人気ぶりを見せているという同商品は、販売初日には用意した100個が午前中に完売。土曜・日曜には1日200個、平日でも1日に100個出るほどの好調な売れ行きとなっている。
同社の宮川葉子さんは「冷製の商品なので、これからの暑い季節に合うのでは。小野茶の上質な味わいと、コクを楽しんでいただきたい。販売は7月下旬ごろまでを予定しているが、人気であれば期間延長も検討していきたい」と話す。
営業時間は6時55分~19時。