宇部にオリジナルパスタをメーンに提供する「ゆであげ本舗夢ふうせん」(宇部市上宇部、TEL 0836-39-8530)がオープンして約3カ月が過ぎた。オープンは6月9日。
宇部市が進める地域福祉交流拠点「ご近所福祉活動推進事業」の一環として、委託企業「ニチラク」(北琴芝)が運営する同店。これまで地域住民の交流を目的とした「サロン」として営業していたが「食を提供することでよりコミュニケーションの場にしたい」と、飲食店としても営業することを決めた。
店舗面積約20坪。「遊び心のあるメニュー」をコンセプトに掲げる同店。イタリアを意識したという店内は、赤・緑・白を基調にカウンター4席、テーブル席16席、テラス席4席を設ける。
メニューは、日替わり「焼き豚とナルトのとんこつラースパ」、月替わり「梅干し入り山菜スパ」(以上500円)、「高菜とチンゲンサイの中華風パスタ」(730円)など約15種類のパスタのほか、アラカルト「洋風漬物」(350円)、「おまかせサラダ」(180円)など全29種類を用意。
そのほか7月からは利用客の要望に応え、メーンのパスタにサラダやデザートなど5品が付く「ふれあいセット」(980円)、同セットに前菜とスープが付いた「ゆめセット」(1,380円)などのセットメニューの提供も始めた。
「オリジナル性を出すため、他店ではないようなものを提供したかった。オープンからこれまでにはサラリーマンや年配の方、カップルなど幅広い層の利用があり『変わったメニュー』と好評」と笑顔を見せる同店店長。「エネルギッシュに営業するフランクな食堂のイメージでお客さまとのコミュニケーションを大切にし、交流拠点としての役割を果たしていきたい」とも。
営業時間は11時~14時、17時~21時(土曜・日曜・祝日は11時~21時)。火曜定休。平日の14時~17時はご近所福祉の「サロン」として開放する。