山陽小野田・有帆に8月18日、はり・きゅうを施術する「三五治療院」(山陽小野田市有帆、TEL 0836-84-3539)がオープンした。
店舗面積約21坪。6畳の和室と1台のベッドを置き、中国で中医学を学んだ地元出身の有田大作さんが施術する。
語学留学を目的に中国・西安に渡った有田さんは、現地での鍼灸(しんきゅう)師との出会いをきっかけに中医学を志し「咸陽中医学院」に入学。帰国後、京都で鍼灸師・指圧マッサージ師の国家資格を取得し、15年ぶりに故郷にUターンした。
「病院では異常がないと診断されていても、疲労感や、冷え、不眠などの不調を持つ人も多い。中医学に基づいた療法でそれらの症状を改善したい」と有田さん。問診・脈診後、症状に応じてはり・きゅう・指圧の中から施術内容を決めるという。料金は、30分=2,500円、40分=3,500円、1時間=5,000円。
院では、耳つぼに刺針刺激を与えて疾病を治療する耳針療法の補助としてスワロフスキー社製の「耳つぼジュエリー」(左右1カ所ずつ、500円)も導入する。
オープンから約1カ月半が過ぎた。有田さんは「これまでに中学生から80代まで幅広い方の利用があった。『何とか不調を取り除いてほしい』と言われる方が多く、需要はとてもあると感じている」と話す。「施術を通して地域を元気にすることができれば」とも。
営業時間は9時30分~18時30分。木曜・日曜・祝日定休。