山口宇部空港(宇部市沖宇部)で10月16日、電子看板・デジタルサイネージの運用が始まった。
山口宇部空港ビル(沖宇部)とデジタルサイネージを手掛けるピージーシステム(善和)が共同で、利用者への新たな情報サービスと広告展開の一環として設置。国内線ターミナル1階到着ロビーのテレビ横に設置し、空港利用客や出迎えで来港した利用者をターゲットに据える。
サイズは52インチで、フルスペックハイビジョンパネル。2分割した画面上段は、同空港のイベント情報やインフォメーションのほか、県内企業のプロモーション映像をローテーションで上映。下段には、山口宇部経済新聞のニュース記事が流れる。
「設置に向けて半年前から話を進めてきた」と山口宇部空港ビルの木村三正さん。「当空港を有効活用してもらうための新たな情報発信ツールにしたい。上映する内容に合わせたチラシを横に設置するなど用途は多様にあり、訴求力の高い広告展開が期待できる。空港に来れば新しい情報があると感じてもらえるようにしていきたい」とも。
ピージーシステムの大村健太さんは「流す情報の更新・書き換えが随時可能であることや動画の上映もできることが大きな特徴。空港という場所を生かしたクロスメディアの広告展開ができることを売りにして広告出稿を募りたい。イベントからニュースまでさまざまな情報を発信しているのでぜひ多くの方に見ていただきたい」と話す。
上映時間は7時~21時30分。